Web Storageとは、クライアントのディスクにデータを保存出来る仕組みです。
Web Storageは単純な”キー・バリュー”ストレージで、キーは文字列、バリューは任意のJavaScriptオブジェクトとなります。
■Web StorageとCookieの違い
Web Storageと似ている機能に、Cookieがあります。
違いをまとめておきます。
Cookie | WebStorage | |
サイズ制限 | 1サイト4KB | なし |
HTTPリクエスト | HTTPリクエストに自動的に付加され送信される | 付加されない |
有効期限 | 指定できる | 指定できない |
JavaScriptオブジェクト | 格納できない | 格納できる |
■Web Storageの種類
Web Storageには、ローカルストレージとセッションストレージが存在します。
-ローカルストレージ
Webサイト毎に使用できる、永続化領域の事で永続期間は無制限です。
同一ブラウザ、同一オリジン(プロトコル+ドメイン + ポート番号)にて、共有することができます。
-セッションストレージ
基本的にはローカルストレージと同じ。
ただし、有効範囲と生存期間がwindowオブジェクトと同じになっている。
ウィンドウを閉じられるとセッションストレージ内のデータは削除されます。(再読み込みなら削除されない)
ウィンドウから、別のウィンドウを開いた場合は、ストレージの内容がコピーされて渡されます。
コピーなので、別ウィンドウで書き換えても元のウィンドウには反映されません。逆も同じくコピーされません。
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