2010年6月7日月曜日

HTML5のWeb Storageを使ってみる前に軽くまとめてみた

■Web Storageとは
Web Storageとは、クライアントのディスクにデータを保存出来る仕組みです。
Web Storageは単純な”キー・バリュー”ストレージで、キーは文字列、バリューは任意のJavaScriptオブジェクトとなります。

■Web StorageとCookieの違い
Web Storageと似ている機能に、Cookieがあります。
違いをまとめておきます。

CookieWebStorage
サイズ制限1サイト4KBなし
HTTPリクエストHTTPリクエストに自動的に付加され送信される付加されない
有効期限指定できる指定できない
JavaScriptオブジェクト格納できない格納できる

■Web Storageの種類
Web Storageには、ローカルストレージセッションストレージが存在します。

-ローカルストレージ
Webサイト毎に使用できる、永続化領域の事で永続期間は無制限です。
同一ブラウザ、同一オリジン(プロトコル+ドメイン + ポート番号)にて、共有することができます。

-セッションストレージ
基本的にはローカルストレージと同じ。
ただし、有効範囲と生存期間がwindowオブジェクトと同じになっている。
ウィンドウを閉じられるとセッションストレージ内のデータは削除されます。(再読み込みなら削除されない)
ウィンドウから、別のウィンドウを開いた場合は、ストレージの内容がコピーされて渡されます。
コピーなので、別ウィンドウで書き換えても元のウィンドウには反映されません。逆も同じくコピーされません。

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